2012年12月13日木曜日

冬のチョコレート

R0021354
GRD4

マクロビオティックで身土不二という言葉が使われます。
自分の生まれ育った土地で作られたものを食べるのが良い、遠くのものは良くない、みたいな事だと思います。
実際に、そういう事はなきにしもあらず、のようです。

元々果物が無かった孤島があり、そこに住んでいる人は皆痩せていた。
船や航海術の発展でそれまで島に全く無かった果物が手に入るようになり、果物を食べるようになると島の住民は全員が肥満になってしまった。

という話を読んだことがあります。
果物のよう糖分の多い食べ物がなかったので、島の住民は厳しい環境に合わせ糖分を蓄えやすい体になっていたけど、食べ物が変わっても体は変わらないので太ってしまうという話。
で、日本人が遠く離れた場所で作られた作物を食べることも体によくないのではないかもしれません。

夏の野菜は体を冷やすし、冬の野菜は体を温める。冬に夏が旬のトマトとかきゅうりを食べると体を冷やし風邪をひきやすいなんて話もあります。
最近チョコを沢山食べたら妙に体が冷えたので、こういう事を思い出したのです。
南の暑いところで栽培されたカカオが使われたチョコレートを冬の寒い日本で食べたら体を冷やすのも無理は無いのかもしれません。
というわけで、寒い盛りの2月半ばにチョコレートを送るのは本当は良くないのではないかと。
体が冷えて、体調を悪くするかもしれません。
冷えは万病の元、なんて言います。
冬にチョコレートを食べるという意味を考え、2月14日にチョコレートを贈る意味を今一度考えなおして欲しいと思います。

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