2014年6月2日月曜日

洗剤とオキシドールで出来る白木の漂白、アク洗い

壁を塗ったので、次は柱の部分をどうにかします。
壁は白で柱は色濃く、と決めていたのでペンキで塗るかステインで色を付けるか、決めていましたが、どちらにするかイマイチ決めきれません。なので、塗るところは後回しに。
壁を塗った部屋は柱にも色を付けることを決めていましたが、砂壁を塗らない部屋は柱も塗りません。
塗らないかわりに、白木の柱を綺麗にすることにしました。

白木を綺麗にする方法なんて全く知りませんでしたが、ホームセンターをプラプラしていたら白木漂白クリーナーというのを見つけました。
漂白!とは想像もしていませんでした。
ネットを検索してみると、白木の漂白はアク洗いとも呼ばれ、色々見つかります。
アク洗いで画像検索すると、まるで新品になったような比較写真が沢山でてくるかと思います。
画像検索すると、これはすごい!となるはず。
ということで、アク洗いもしてみたくなったので、試してみました。

アクというのは壁とか天井に出来るシミみたいなやつがアクです。
木材の他には塗り壁にも出るようで、砂壁を塗る前に下地としてアクドメールという製品を塗っています。
アク洗い用の製品は2つくらいあり、高い方がより効果が高いみたいなので、そっちを買いました。
高いといっても2000円くらい。
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柱などにだけ使う予定なので、一つあれば十分な量があります。

白木漂白セットの箱の中身はA液とB液、それに受ける容器と刷毛、ブラシ。
使い方は、まずA液とB液を混ぜる。
混ぜたら刷毛で塗り、ブラシで擦り、布で拭く。
そうしたら、また刷毛で塗る。
時間を置いて、布で拭いて出来上がり。
最初のブラシで擦って布で拭くのは、表面の汚れを落とすため。
その後、もう一度塗るのは漂白のため、たぶん。

使ってみると、最初のブラシで擦った時に汚れがガンガン落ちるのがわかります。
木目の隙間につまっていたのか、ブラシでこすると黒いものがポロポロと出てくるのです。
気持ちいいくらい汚れが落ちて、シミのようなものがとれました。
次の漂白の方は色が変化するまで時間がかかるので、地味でわかりにくい。
拭きとって、乾くまでにまた時間がかかるのでわかりにくい。
わかりにくい。けど、確かに色が落ちます。

漂白セットはイイお値段なので、普通の洗剤とオキシドールでも代用できるんじゃね?と考え、ためしてみました。
まずはオレンジオイル系の洗剤をかけて、ブラシで擦ってみると、白木漂白クリーナーと同じように汚れがガンガン落ちました。
オレンジオイル系の洗剤を白木にかけると、透明だった洗剤が一瞬で茶色くなるのですが、ブラシでこするとブラシも一気に茶色になります。
ブラシでこすると、垢のようなものがポロポロ出てきて、白木漂白セットと同じ!
つまり専用品でなくてもブラシでこすれば白木は綺麗になる!可能性があります。
ただ、洗剤でこするだけでは漂白はできません。
漂白セットの場合、オキシドールが使われていてるので、オキシドールを買ってくれば漂白をしているはず。

というわけで、シミのあるスノコで試してみました。
スノコの板が4枚、下から雑巾で拭くだけ、洗剤を使ってブラシで擦る、洗剤+オキシドール、オキシドールのみ、というふうに変えてみました。
その結果、予想通り洗剤+オキシドールが最も変化が大きく、洗剤のみもシミがだいぶ落ちますがオキシドールを使うことで白木の色が薄くなることがわかります。
しかし、オキシドールのみではダメで、それほど色の変化はありません。
やっぱり洗剤で汚れを落としてから、オキシドールで漂白しないとダメなようです。
というわけで、漂白セットがなくても洗剤とオキシドールとブラシを用意すれば大丈夫でしょう。
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汚い白木の板があったので、比較用に。