2013年2月12日火曜日

オリンパスのデジカメ部門が赤字

ロイターのこの記事です。
通期のデジカメ事業の赤字は160億円(従来予想は80億円)に下方修正。会見した竹内康雄専務によると、コンパクトカメラだけでなく収益源のミラーレスカメラも若干赤字になる見通しという。
オリンパス通期予想を下方修正 デジカメ事業の赤字拡大へ

レンズ一体型のコンパクトデジカメはどのメーカーも苦戦中ですが、オリンパスのミラーレスも赤字になるとは。
売り上げランキングなんかを見ているとこのところオリンパスはレンズ交換式では常連です。
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ミラーレスで先行したマイクロフォーサーズのオリンパスとパナソニックですが、パナソニックはちょっと前までやたらめったら新機種を出していましたが最近それがなくなり、この数ヶ月売り上げランキングで見かけなくなってきました。
オリンパスの方もなんだか同じようなものを出しては、新機種にしたりいまいちよくわからない展開をしていますがOM-Dが効いているのか、撮像素子のソニー化がよかったのか売り上げランキングにはちらちら名前が見られます。
それでもミラーレスは若干赤字というのは厳しいですね。

コンパクトデジカメの方はもっと悲惨です。
コンパクトカメラを中心に販売が厳しく、13年3月期のデジカメの販売台数は620万台(従来予想730万台)に下方修正した。
と記事にはありますが、730万台というのも下方修正した数字でもともとは820万台の予想でした。
デジカメ事業の赤字が160億円ということで、ミラーレスがトントンが若干赤字ということなのでコンパクトデジカメが160億円近い赤字を生んだという事になります。
さて、どうしますか。