2013年11月17日日曜日

1638円でスマホ

日本通信が月額1638円で音声通話対応のSIMカードを発売します。
日本通信が月額1638円のSIMカード、200kbps通信で通話対応 ケータイwatch
データ通信が遅いものの、これ一つあれば私のようなガラケーとMVMOの2台持ちの需要を満たすことができそうな気がします。
あと、音声通話対応なのでいわゆるセルフスタンバイ問題も起こらないでしょう。
セルフスタンバイ問題というのは、スマホなどにデータ通信用のSIMを挿すとバッテリーが急に減ることがある、というような感じの問題です。
急に減ったり、減らなかったりという厄介というか、気持ち悪い現象です。
980円のMVMOと同じような使い方で音声通話も可能というオプション付きでガラケーと二台持ちも悪く無いかもしれません。
私の場合は通話できるのが2つも必要ありませんが、番号をもう一つ欲しいという向きには悪くないと思います。
ただ、電話を受けるばっかりなら、ちゃんとしたキャリアのやつでもデータ通信を無しにしちゃえば安く維持できるし、データ通信用のSIMももっと安いものがあります。
というわけで、2台持ちのような格好にするなら今回の1638円のSIMじゃなくてもいいような気がします。
1台だけで、できる限り安くという用途には向いてそうです。
子供用とか、そういう用途でしょうか。


向いている端末は?

いわゆる新興国向けの端末は安く作るためにLTEが付いていなかったりします。
Google傘下のモトローラがMoto Gという廉価なスマホを発表しましたがこれもLTEが付いていません。
 Motorolaは、スマートフォンで同社と競合する企業に対する挑戦状として、「Moto G」を発表した。Moto Gは、同社が2012年にGoogleに買収されて以降、2機種目の端末となる。
Moto Gの価格は、8Gバイトのストレージを搭載するSIMフリー端末の135ポンド(169ユーロ、179ドル)から。最近発売された「Nexus 5」(16Gバイト版で299ポンド、349ユーロ、349ドル)を主力製品とするGoogleの「Android」搭載端末ポートフォリオにおいては、エントリーレベルに相当する。
モトローラ、「Moto G」を発表--低価格でも機能にこだわったスマートフォン
あとはFireFox phoneもLTEが付いていなかったと思います。
こういう端末と組み合わせるといいでしょうね。
でも、投げ売りしているドコモの白ロムを使うのが手っ取り早いでしょうね。今のところ日本は未導入なので技適ついてないし。

MNP用に?

他にはMNP用に使うという手もあるようです。
データ通信用のSIMはMNPに使えませんが、音声通話対応のSIMはMNPに使えるので、早くもそれ用に使うという人も。
5ヶ月だったか縛りはあるようですが、全く使わずに寝かせておいてもMNPのキャッシュバックを考えると十分に元が取れるでしょう。
MNPしない人は、する人に言わせれば「養分」なんて揶揄されますが、いい加減に長く使っているお得意様を優遇するような対応が欲しいところです。