1日に何回もというわけではありませんが、同じ曲を週に2、3回聴くこともあると思います。
で、何回か聴いているうちに気に入ることがあります。
気になって曲名などを検索するのですが、検索したうちの一つが「おジャ魔女カーニバル!!」というもの。
インターネットラジオで流れてくるのはオリジナルではなくカバーしたやつで、それはyoutubeなどでは見つかりません。
なんとなく林檎殺人事件みたいなアレンジです。
それまで知りませんんでしたが、検索してみると歌ってみたとか踊ってみたが沢山でてくるので、結構有名のようです。
この曲の歌詞に「毎日が日曜日」というフレーズがあります。
無職、ニート、自宅警備員を比喩した言葉として使われるものですが、この曲が元ネタなのかなぁと思い、さらにググると違うようです。
1980年代に漫画がありますが、それよりも前に1975年に読売新聞で連載された小説のタイトルに「毎日が日曜日」というものがあります。
連載当時、「毎日が日曜日」は流行語にもなったそうです。
主人公が商社マンで「毎日が日曜日」ということは閑職なのかと思ったら、書評にもそのような事が書いてあったので、意味的には現在使われている「毎日が日曜日」と同じようです。
ただ、これを元ネタと言っていいのかというと違う気がします。
いくら流行語になったとはいえ、30年以上も前の言葉です。
その後、どう使われたかというと
1988年に出版された漫画「毎日が日曜日」
1993年に公開された「ドラえもん のび太とブリキの迷宮」で未来にいると言及される「毎日が日曜日の人間」
1999年にリリースされたおジャ魔女カーニバル!!
というのが確認できました。
ということで、元ネタは小説ではなくて「おジャ魔女カーニバル!!」で育った小さなお友だちが大きくなって「毎日が日曜日」になったことから使われるようになったのではないかと推測しますが、裏付けるようなものは何もありません。