2013年5月17日金曜日

本屋はブラブラするところ

青木淳悟の「いい子は家で」という文庫を読んでいます。
たしか4月に青木淳悟の文庫が出たんだよなぁと本屋で思い出し、どの出版社から出たのかわからなかったので店頭で検索することに。
たぶん1つしかない検索する機械を若者が使っています。
画面をジーっと見たり、首をかしげたり。
その後ろの人は明らかにイライラしています。
ずーっと独占していたからです。
私もイライラしました。

なので検索は諦めて、地道に探すことにしました。
小説の棚を端から見ていき、2周半くらいしても見つからず、検索する機械の前ではまだ若者が首を傾げていました。
結局、携帯で検索しました。最初からそうすればよかったのです。
携帯でAmazonを検索してみると、まさかのちくま文庫。
ちくま文庫は文庫の棚から少し外れていたし、そもそもちくま文庫だとは思っていませんので、見ていませんでした。
というか、なぜ文庫や新書は出版社ごとに並べるのでしょうか?
探しにくい。
あと海外小説が「アメリカ文学」、「イギリス文学」とか国ごとにわかれているのも意味がわかりません。

そして一番意味がわからないのが、出版不況と言う割には大きな書店に行くとレジで並ぶこと。
本が売れていた時はいったいどれだけレジに並んだのか。
横浜に住んでいた頃は、日曜になると駅近くの本屋は数分並ぶこともありました。

大きい本屋はブラブラするにはいいのですが、買おうと思うと色々面倒です。
本はできるだけAmazonじゃなくて本屋で買うことにしていますが、小さめの本屋だとなかったり、大きい本屋だと見つからないしレジは並ぶし。

いい子は家で (ちくま文庫)
青木 淳悟
筑摩書房
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