2014年5月25日日曜日

ジーパンの洗い方

ジーンズの洗濯機洗いはダメ、リーバイスCEO指南という記事が話題です。
記事ではジーパンの洗い方について、こんな風に書いてあります。
同氏が勧める洗濯方法は、スポンジか歯ブラシ、それに洗剤を少しだけ使って部分洗いして、乾燥機を使わずに干すやり方。洗濯機で洗うのは極力避けた方がいいとしたうえで、「うまく扱えばとても長持ちする。多分、ほとんどの人のウエスト周りよりも長持ちするだろう」と請け合った。
同氏っていうのはリーバイ・ストラウスのチップ・バーグ最高経営責任者(CEO)です。
私はヴィンテージブームの洗礼を受けた世代で、その頃はレプリカとされるジーパンが沢山ありました。
レプリカを履きこんで、いかに好みの色落ちにするか、工夫をしていました。
そのため、ジーパンの洗い方について一家言ある人がうじゃうじゃいる世代です。
今では信じられませんが、ジーパンの洗い方で議論が出来た世代なのです。

で、私がどんな洗い方をするのかというと、普通に洗濯機で洗います。
洗濯機で洗って、できれば乾燥機を使います。

そもそも、なぜシーパンの洗い方にこだわるのでしょうか。
それは、選択次第でジーパンの色が変わるからです。
ジーパンは布を織る前の糸を染めて、染めた糸を綾織りするのですが、染めた糸は糸の中心部分は染まらずに白いまま。
そのため、ジーパンは洗っていくと、表面の染料が落ちて、色が薄くなり、ジーパン独特の色落ちになります。
色の落ち方は履き方と洗い方に影響されるので、履き方はどうしようもないので、洗い方に拘るのです。

私が洗濯機で洗い、乾燥機を使うのかというと、それが一番結果が良かったから。
裏返して手洗いして陰干し、なんてのもやりましたが、よくない。
できるだけ洗わない、なんてのもありますが、これもよくない。
時々洗濯機で洗って、洗ったら乾燥機で乾かす、というのが一番好みの色落ちになりました。

ただ、この記事では色落ちに注目して洗い方を示したわけではなくて、長持ちする洗い方を示しているようです。
なので、ヴィンテージブーム世代の洗い方について、何も参考になるものはありません。
その世代は、いかに履きこんだ感じに出来るか、を考えていたので。