2014年1月11日土曜日

卒業文集ではなく、その後が黒歴史

本田圭佑の小学校の時の卒業文集がイタリアの新聞に全文掲載されたそうです。
フィーバー続く!本田の卒業文集全文を現地紙が掲載

普通に考えたら卒業文集なんて内容的に黒歴史的なもので、それを新聞に掲載するなんて、もし自分の身に起きたらと思うと恐ろしくてしょうがありません。
実際に、小学校の卒業文集に何を書いたかなんて覚えてもいませんが、思い出さない方がいいような内容にきまっています。
しかし、本田圭佑の卒業文集が人目に晒される事は黒歴史を晒す事ではありません。

そもそも本田圭佑の卒業文集の内容というのは、世界一のサッカー選手になりセリエAで10番を付けた年俸40億円の選手で、ホンダモデルのスパイクやジャージが世界中で販売され、ワールドカップに出場して決勝戦を2-1でブラジルを破り優勝する、そのために世界一練習するというもの。

私も小学生の頃サッカーをしていましたが、卒業文集にサッカーで世界一になるとはたぶん書いていません。
6年になってから喘息が悪くなったので、中学ではサッカー部に入らないつもりだったので。
サッカーが上手くなる事を諦めていました。
本田圭佑にだって何かしら障がいと感じるものはあったかもしれません、それでもやる前から諦めるような事はなかったのでしょう。
イタリアへの移籍だって、見ている側は叶うとは思っていなかったでしょう。
それでも諦めずに練習した結果がACミランへの移籍

卒業文集でデカイことを書いていたことが黒歴史ではなくて、その後、諦めたり努力できなかった事が黒歴史なんだなぁと思いました。
つまり、黒歴史は現在進行中であるというわけで、恐ろしい。

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林 英恵
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