2013年9月4日水曜日

映画「ガッチャマン」を見てきた

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ガッチャマンを見ました。
コケたと話題のガッチャマンです。

松坂桃李(24)や剛力彩芽(21)ら人気若手俳優を起用して実写化した映画「ガッチャマン」(佐藤東弥監督)が苦戦している。大人気アニメの映画化で知名度は申し分ないはずなのに、なぜ大ヒットに結び付かないのか。
「ガッチャマン」は8月24日に307スクリーンで公開されたが、公開2日間の興行収入は1億1569万円。「製作費にもよるが、300スクリーン級で公開される邦画は打ち込み(公開2日間の成績)3億円以上でヒット。1億円台は…まずいですね」と邦画のベテラン映画プロデューサーは話す。このままでは、最終興行成績が10億円に届かない可能性も出てきた。「主演5人の特注スーツで2000万円。宣伝費込みで約6~8億円の製作費とみられるから映画興行だけで回収するのは厳しい。2次利用でトントンかな」(同)
実写版「ガッチャマン」火の鳥ならぬ火の車! 中途半端な原作要素にファン怒り

宇多丸のシネマウォッチメンではガッチャマンにこれまでにない酷評の意見が寄せられたそうです。
シネマウォッチメンのポッドキャスト

実際、面白くはありませんでした。
私が見ていた回はたぶん4人で、私以外の3人のうち1人か何人かが寝ていてイビキが聞こえてきたくらいです。

もともとは「科学忍者隊ガッチャマン」のリメイクですが、「科学忍者隊」の文字はなくなっています。
「ガッチャマン」公式サイト
忍者じゃなくなったのか劇中ではよくわからないのですがセリフの中に「科学忍法」という言葉は出てきます。
が、必殺技を決める時に「科学忍法~!」という感じではないので、科学忍者なのか微妙です。
「ガッチャマン」は選ばれし者で、なぜか強いみたいな感じです。
この、なぜか強いと感じてしまうところを宇多丸は「信じ切れない」と言っているのではないかと思います。
この辺は設定が甘いのかと思います。

最近のアメコミヒーローものにあるような暗い雰囲気ではなくて、暗い設定もあるのですが、画面は明るい。
日本テレビが作っているということなので、たぶんテレビ向けに明るくしているのでしょう。
それのせいなのか、役者のせいなのか、画面に緊張感がありません。
序盤は割りといいのですが、最初の戦闘が終わったあとのエレベーターのシーンがあるのですが、もう見てられない。
たしかワンカットのシーンだったと思いますが、画面に緊張感がないのです。
緊張感がないと映画に入り込めません。

緊張感がない原因は他にもあって、衣装も悪い。
衣装については劇中で剛力さんが「醜いコスチューム」みたいなことを言うのですが、やっぱりそう思っているのかよ!って言いたくなります。
戦闘用のコスチュームのことを指すのですが、そのコスチュームにどういう理由があるのか説明はありません。
ガッチャマンのメンバーによってコスチュームが色や形が違うくせに説明がありません。
いわゆる戦隊物もコスチュームの色や形が違うし説明もありませんが、あれはいいんです。
幼稚園の頃カッコよく見えたから。
だけど映画「ガッチャマン」ではカッコよく見えないし、劇中で「醜いコスチューム」と言ってしまうし、強い素材で出来ているのかと思いきや割りとボロボロになるし、なんなんだよそれ!って話です。

一番最初の戦闘シーンはいいのに、最期の戦闘シーンは毎週日曜日の朝にテレビでやっているやつみたいな、お金の配分間違ったみたいな作りも酷い。
戦闘シーンに立体感、躍動感がないのです。
平面上で戦っても、なんとかなったんじゃないのかと思うのですが。

ちなみに剛力さんの演技はそれほど悪いとは思いませんでした。
他がもっと悪いので、相対的にずっとマシという程度ですが、この映画がダメなのは剛力さんは関係ありません。
剛力さん以外の誰がやってもダメでしょう。

どうでもいいですが、チケットを買う時に「キャプテン ハーロック」のちらしをくれましたが、逆効果じゃないのかと。
古い漫画を基にした映画つながりで、これもキツイのかなぁと思ってしまいます。

ということで、映画を見たあとチャーシューメンにネギ増しで怒りを収めました。

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