映画「あの花」を見ました。
正しくは、「劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」です。
公式サイト
「あの花」はそんなに好きってわけでもないのですが、映画はただの総集編じゃない!みたいなのをちょこちょこ見かけたので見てみようかなぁと思って見ることに。
それと、秩父出身?の椹木野衣がtwitterで書いてたのがRTで回ってきて、それを読んで見てみようかという気になりました。
結論から言えば、映画版はよく出来ています。
でも総集編であることにかわりなく、けれど総集編なのにテレビ版を見ていないとたぶんよくわからないと思います。少なくとも劇場版の面白さはわからないと思います。
というのも、劇場版はディテールをしっかりと描いているから。細部をしっかりと詰めることでテレビ版を補完するような作りになっているので、テレビ版を見ていてもただの総集編という感じはしないと思います。
あぁ、なるほどなぁ~、そうだったのか、みたいな感じ。
そうだったのか~みたいなことを思いつつ見ていたせいか、泣けるって感じでもありませんでした。
予告編では号泣みたいな事を言っていたような気がするので泣かせるような演出かなぁと予想していましたが、そうでもなくて、泣かせるところはあるのですがテレビ版を見ているならむしろ泣いちゃいけないような気すらします。
というのも、「あの花」はどう決着をつけるか、みたいな話なので、見る側も二度目なら泣いてるんじゃねーよって考えることも出来ます。
劇場版は1年後という設定で、劇中では色々な事にすっぱり決着がついているわけでもないのですが、それなりに決着がついています。
決着がついているというか、モノローグ的に1年前を振り返りつつ、1年後を描いているのですが、そこでそれなりの決着も描いています。
途中、あれっと思うところもあるのですが最期にはすっきりとするところに落ち着きます。
本当に最期、決着というか決意みたいなのがあるのですが、それも泣かせる演出ではないのですっと入ってきました。
そういうのを見たら、泣いちゃいかんような気がするのです。
実際、映画館では鼻をすするような音は聞こえなかったので、号泣みたいなことは無かったんじゃないかと思います。
泣ける映画=いい映画、みたいな風潮がなきにしもあらずですが、泣かせるような演出が少ないのはよかったと思います。
泣かせようという作りじゃなくて、しっかりと見てもらおうという映画です。
テレビ版を見ているなら、すごく良く出来た映画です。
あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。上 (MF文庫ダ・ヴィンチ)
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