2014年10月7日火曜日

ノーベル賞と早稲田大学が与えた小保方さんの博士の学位

ノーベル物理学賞は青色LEDで日本人が3人受賞しました。
青色LEDはなんだか普通にありふれたものになりすぎて、ノーベル賞は取れないのかなぁと思っていました。
この時期になると日本人のノーベル賞候補者を挙げる記事があります。
そんな記事の中に向山先生の名前が挙がっていました。
西の野依、東の向山と言われた事もあったという日本の化学界における大物です。
実績だけ言えばノーベル賞を受賞した野依先生にも負けないくらいの向山先生なので、ノーベル賞の発表前になると自宅に記者が集まったんだとか。
なので向山先生がノーベル賞を受賞してもおかしくないのですが、難しいかなぁと思います。
ただ、日本の化学界への影響力というか貢献度で言えば、野依先生よりもずっと上かもしれません。
というのは、向山研出身の教授などアカデミックポジションに付いている方が沢山いるのです。
一方、西の野依研でドクターを取った現役の教授はたぶん数人。
普通、博士課程で博士の学位、コースドクターを取るのは3年です。
しかし、野依研で博士課程を3年過ごしても博士論文を書かせてもらえないそうです。
これは有名な話しで、野依先生も博士課程は別の研究室へ行くように勧めるのだとか。
厳しいのですが、それだけ博士課程の学生に対して責任を感じているのかなぁと思います。
3年で博士が取れる研究室は無責任というわけではありませんが、この博士論文おかしくね?っていう疑問がありながらも取り消さない研究室、大学というのは無責任かなぁと思います。
それは小保方さんが博士論文を提出した早稲田大学のことですが。
きっと早稲田で真面目にドクターを取った人は迷惑していることでしょう。早稲田でドクターを取った人のためにも、バッサリと取り消した方がいいように思います。
取り消されたうえで、小保方さんも論博を目指せばそれでいいんじゃないかと思うのです。

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